資格制度について
家族心理士・家族相談士資格認定機構では、家族心理士・家族心理士補・家族相談士の3つの資格を認定しています。
ディプロマ・ポリシー
<家族心理士>
- 臨床心理士、公認心理師の心理専門職の資格、あるいはそれらと同等の心理臨床に関わる知識、経験をもつ者の中で、さらに、家族システム論、家族ライフサイクル、家族構造理論、コミュニケーション理論、多世代伝達モデルなど家族心理学に関する高度な専門的知識と専門的技術を獲得し、家族に適切な支援を提供できる。
- それぞれの臨床的現場において、家族心理学に関する理論・技法をもとに、適切な介入方法を助言、あるいは指示するなど指導的役割を担える。
- 家族心理学の専門的視点に基づいた介入事例を事例報告としてまとめあげ、報告できる。
- 多様性を重視する高度な倫理観をもとに、家族の立場に立った公平な態度を維持できる。
- 多職種連携において、それぞれの立場と役割の違いを認識しつつ、システム全体を見渡し、適切な協働・協力に導くことができる。
- 常に社会の変化に対応するべく、家族心理学、家族支援についての学習を深める努力を継続できる。
<家族心理士補>
- 臨床心理士、公認心理師の心理専門職の資格、あるいはそれらと同等の心理臨床に関わる知識、経験をもつ者の中で、さらに、家族システム論、家族ライフサイクル、家族構造理論、コミュニケーション理論、多世代伝達モデルなど家族心理学に関する高度な専門的知識と専門的技術について理解し、家族心理士を補助する役割を担える。
- それぞれの臨床的現場において、家族心理学に関する理論・技法をもとに、支援、介入方法を提案するなど、家族心理士を補助する役割を担える。
- 多様性を重視する高度な倫理観をもとに、家族の立場に立った公平な態度を維持できる。
- 多職種連携において、それぞれの立場と役割の違いを認識しながら、協働・協力できる。
- 常に社会の変化に対応するべく、家族心理学、家族支援についての学習を深める努力を継続できる。
<家族相談士>
- 家族相談士とは、家族システム論、家族ライフサイクル、家族構造理論、コミュニケーション理論、多世代的な観点など家族心理学に関する基礎的学習を修了し、家族支援に携わるための基礎的知識を理解できる。
- 現在従事している職種(医療、福祉、保育、教育、司法、産業など)に、家族支援の視点を加え、支援を発展させることができる。
- 多様性を重視する高度な倫理観をもとに、家族の立場に立った公平な態度を維持できる。
- 多職種連携において、それぞれの立場と役割の違いを認識しながら、協働・協力できる。
- 常に社会の変化に対応するべく、家族心理学、家族支援についての学習を深める努力を継続できる。